ルイボスティーとは

 

ルイボスティーとは

ルイボスティーは、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯にしか育たない植物が原料で、先住民が100年以上前から不老長寿の飲み物として飲んでいたのが始まりです。
天然ミネラル成分を含んでおり、南アフリカをはじめ、欧米各国で美容と健康維持のために広く愛飲されています。

過酷な自然環境

せダルバーグ山脈に囲まれたこの地域は海抜450m以上の高原地帯で、年間を通して日差しが強く降雨量の少ない地域です。その上、冬は0℃、夏には48℃にまで上がる大きな気温差など植物にとっては過酷な自然環境の場所でもあります。

ルイボスの木

この地方の厳しい気候に対応して、18ヶ月をかけて3m以上もの根を張り育つ生命力を持つルイボスの木。
その大きく張った根から、赤みがかったアフリカ大地の古代海水成分であるミネラルをたっぷりと吸収して育つため、ルイボスティーは現代人に不足しがちなミネラルを補ってくれるのです。

ルーツ

20世紀初頭(1904年)、ロシア移民であるベンジャミン・ギンズバーグ氏が、南アフリカ共和国のケープタウンから200kmにあるセダルバーグ山脈に囲まれた一帯を調査する中で、この植物に出会いました。
そして、ルイボスティーを愛飲している部族は若々しいのに対し、飲用しない部族たちは年齢よりも老けて見えることから、その効果に注目したのです。
元々製茶産業に関わっていたギンズバーグ氏は、この「赤いお茶」の栽培および加工方法を研究し、初めてヨーロッパ各国に紹介したのです。

世界唯一

ルイボスティーは南アフリカ共和国の限られた地域でのみ栽培可能な植物です。
これまで、気候が似ていると言われているイスラエルをはじめ、世界各国で懸命な栽培実験が行われましたが成功例はひとつもありません。