秋晴れの週末、大阪府豊中市にある服部天神宮を参詣してきました。
江戸時代、「大阪」から「池田」「能勢」「亀岡」への主要幹線道路として多くの往来があった能勢街道。
現在の国道176号~173号その中間に位置した服部天神は全国からの参詣者と能勢街道往来の宿場町として大変賑わったそうです。
御祭神は医薬の祖神 少彦名命(スクナヒコナノミコト)と学問の神 菅原道真公(スガワラノミチザネコウ)です。
菅原道真公は京都から大宰府への向かう際、このあたりで持病の脚気に悩まされ一歩も歩く事ができなくなりましたが服部天神に祈願されたところ痛みやむくみが治り無事大宰府に到着されたと伝えられています。
その後「菅公、脚気平癒の霊験」が広まり「健脚天神、足の神様」として全国に知られるようになりました。
境内には足の神様にちなんだ下駄回廊があり
「足病回復」「スポーツの上達」を願う多くの短冊や絵馬が奉納されていました。
あらためて「健脚」の大切さを感じた秋の天神宮散歩でした。
2022.11.2